その他のナイチンゲールに関する参考文献
以下の注釈はヒュー・スモール氏によって書かれたものである。これらの書物はすべて「フローレンス・ナイチンゲール:復讐の天使」の中で引用された重要な文献である。
Monica Baly 著、「Florence Nightingale and
the Nursing Legacy. 」第二版、ロンドン、Whurr
Publishers社、1997年
ナイチンゲール基金と彼女との複雑な関係についてのユニークな情報源。
Edward Cook卿 著、「The Life of Florence
Nightingale.」ロンドンMacmillan社、1913年
エドワード7世時代の「思慮深い」世風のベールを描いた伝記。当時の世風は異論の多いナイチンゲールの人生のいくつかの側面に影響を与えている。今ではその異論の余地はもうないと思われるが。後に書かれた文献には見られない詳細な内容を含む2巻本。
Zachary Cope 著、「Florence Nightingale
and the Doctors」ロンドンMuseum社、1958年
ザカリー・コープは優れた外科医だった。ナイチンゲールと外科医たちはいつも共鳴しあうといった関係であって、彼女は医者を志したということは無かった。ザカリー・コープの著書はナイチンゲールと彼女の同世代の医療に携わる者たちとの間に生じた軋轢を中和する試みとしての優れた回顧録である。
Sue M. Goldie 著、「I have Done My Duty:
Florence Nightingale in theCrimean War,1854-56,
Manchester」Manchester University Press 1987
1854年から1856年までの戦争の期間に書かれた手紙の、まさに網羅的な編纂。最近少し異なるタイトルで再発行された。「Letters
from the Crimean War」
F.B.Smith 著、「Florence Nightingale: Reputation
and Power」ロンドンCroom Helm社、1982年
ナイチンゲールのシンパたちはこの本をしゃくにさわるもの、と思っている。というのは、彼女をおせっかいなごまかしやとして描写しているからだ。それでも、なかなか見つけられないような学究的な公文書を参照できるという点で有益である。それに注意深く読んでみると、著者は自分が認めるよりもずっとナイチンゲールに対して賞賛の念を抱いているように思える。絶版本。
Martha Vicinus, Bea Nergaard 共著、「Ever
Yours, Florence Nightingale.」ロンドンVirago社、1989年
ナイチンゲールの生涯にわたっての手紙の収集。
Cecil Woodham-Smith 著、「Florence Nightingale」エジンバラConstable社、1950年
最良のナイチンゲール伝記。著者は男性のような名前であるが、実は女性である。医者たちと彼女の家族との口論を詳細に記述している。彼女の死後、生存していた身内のものが1913年のコックの著作に含ませなかった事柄も書かれている。
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